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ぶらり、まつやま。

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松山のイベントや話題のスポットに、ぶらり。
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息をのむ美しさ 長建寺のリフレクション紅葉

400年の歴史ある寺院 長建寺は、1602年に松山城が建設された際、城北方面の守りとして松前町から移設されたそうです。なんと、その歴史は400年以上・・・! そんな歴史ある建物やお庭を今も大切に守り受け継いでいる副住職夫妻にお話しを伺い、お二人の素敵な人柄や想いに触れました。 きっかけは・・・ 住職が、夜もより美しく輝くようにとライトアップし始めたのがきっかけで、お庭の魅力を再認識したそうです。 そんなとき、ふとした瞬間に阿弥陀如来像がガラス板に映っている姿を見て、

中島は宝島!五感が”ととのう”ひとときを:メタ中島コミュニティ(後編)

生産から販売までオール中島で前編に続いて、後編でご紹介するのは、 アロマアーティストの田村未来さん 田村さんが着目したのは 自分の強み「アロマ」×中島の「柑橘」 中島の柑橘ジュース工場で廃棄されていた 搾った後の皮を買い取り、その皮から アロマオイルを蒸留・販売することで 島の6次産業化を支援します。 この日は市内の学生さん相手に、 SDGs、地方創生をテーマとした アロマ体験授業を行っていました。 中島は宝島「中島では様々な柑橘が育てられています。 伊予柑に甘平、紅

”なんかおもしろいことやってんなぁ”で島を盛り上げる:メタ中島コミュニティ(前編)

「みかんの島」に日本中からアイデアが今、中島で”おもしろいこと”が始まっています。 手がけているのは「日本全国の人」!! 特定のだれかではなく、 企業でも自治体でもない。 中島やみかんを愛する人たちが インターネット上でコミュニティを形成し、 各々が持つアイデアで、島を盛り上げようと 取り組んでいるのです。 島の課題 vs 島の強み地方は人口減少や高齢化などの課題を 抱えています。 瀬戸内海に浮かぶこの島も 例外なく深刻な状況です。 でもこの島には強みがあるんです。

松山野球拳おどり 初出場する新田高校の皆さんに意気込みを聞きました

今年2月の愛媛県高校サッカー新人大会で 優勝するなど、 輝かしい実績を残している新田高校サッカー部。 今年松山まつりに 初めて参加するという話を聞き、 練習風景を覗かせてもらいました。 見学当日 約束していた朝8時より早く着いたのですが、 なんと皆さん、 ガチで朝練(サッカー) しているではありませんか! この日は早朝にも関わらず、 立っているだけで汗がだらだら出てくる暑さ。 このあとさらにダンスの練習をするなんて。 なんて体力だ 私なんて立っているだけでも 倒れそうなの

さあ、まつやまの未来を語ろう

自分たちが住むまちの未来はどうなっているか。 改めて考えることって、なかなかないですよね。 10年後のあなたが楽しい日々を過ごすために、 ここはどんなまちであってほしいでしょうか。 どんなまちであれば、 家族や友達はハッピーでしょうか。 そして、そのためにあなたに 何ができるでしょうか。 そんな話を、 これからのまちづくりを担う 10代、20代の若い人たちがしたら どんな意見が出るのでしょうか・・・ 松山市では、 新しいまちづくりの指針 「第7次総合計画」をつくるた

里山に再び灯る光「松山くぼの町ホタル祭り」

松山市内で1番奥にある久谷。。。 の中でも特に奥深くにある奥久谷。 住民が100人にも満たないこの場所で、 満天の星にも劣らぬほどのホタルが舞い 多くの人で賑わった「奥久谷ホタル祭り」 が開催されていたのを知っていますか? 地元の子たちやミュージシャンが盛り上げ、 住民や学生たちが来場者をもてなす。 自然、音楽、舞い、そしておもてなしが 見事に調和した、 松山有数のホタル祭りだったのです。 20年続いた大盛況のイベントでしたが、 運営陣の高齢化や世帯減少を理由に、 令和

大竹伸朗展に行ってきました【愛媛県美術館】

愛媛県美術館の大竹伸朗展、 楽しみにしていたので 張り切って、開幕初日から行ってきました! いざ、愛媛県美術館へ 新緑萌える堀之内を歩き、美術館に到着すると ・・・宇和島駅と化していました。 大竹伸朗さんは 愛媛県宇和島市を拠点に創作活動をされていて、 地元・愛媛での展覧会は初開催。 ネオンが光っている、夜の「宇和島駅」も見に行きたいです。 大竹伸朗さんの軌跡をたどる旅 展示室に足を踏み入れると、 空間を埋め尽くす、作品の数々。 およそ500点が展示されています

プレゼント企画 始まる!

今年も春がやってきました🌸 進学、就職、人事異動など新生活を始めた人、 ふるさとから旅立ち、新天地で挑戦する人、 それぞれの環境でドキドキしながら 4月を迎えた人も多いのではないでしょうか。 きっと不安な気持ちでいっぱいだと思いますが、 その分期待も膨らむってものです。 新しい出会いを楽しみながら、 ちょっと肩の力を抜いてみましょう(^^♪ さて、たくさんの方に読んでいただいた 「ぶらり、まつやま。道後編」。 実はこの企画、ここでは終わりません! 今回の企画でお邪魔し

#13【道後総集編】 道後を巡った結果、こんなコースで1日過ごすのはどうかと提案したい件。

#12まで読んでいただき、ありがとうございます。 これまで巡った道後のスポットで コースを2つ、作ってみました! ぜひ参考に道後を巡ってみてね! 1コース/食べ歩きと芸術を1日で楽しんじゃおコース11:00 どうごゆけむりかふぇ 道後温泉駅を降りて徒歩2分のお団子屋さん。道後についたら、まず一息ここでついてみよう。かわいいも、甘いも、趣も、全部ある。 12:00 inaho 商店街内にあるinaho。 ドライフラワーに彩られたきれいな店内で、愛媛産にこだわるポン菓

#12 影まで美しい。ガラスが彩るレトロな世界

道後温泉本館から徒歩3分。 ゆるやかな坂道を歩いていると、 右手に「ミュージアム」の文字が。 矢印が指す方向へと歩みを進めると、 情緒あふれる温泉街の雰囲気から一変。 水と緑あふれる美しい洋風庭園が現れる。 庭園の横に伸びる入口への通路は、 柔らかな光を放つガラスのランプが印象的。 さぁ、庭園の景色を楽しんだら館内へ。 赤と黒を基調にした館内は、 柔らかいライトでレトロな雰囲気。 希少な江戸時代のぎやまん(ガラス細工)や 明治・大正時代の和ガラス作品を、 西日本最多

#11 女性が紡ぐ今昔。上人坂ヒストリー

色里や十歩はなれて秋の風 俳人正岡子規が、 同居していた夏目漱石と 道後温泉に入浴した後、 宝厳寺の山門に腰かけて 上人坂を詠んだ句です。 今回紹介する上人坂。ひと昔前は 通称ネオン坂と呼ばれていたとか。 なにやら怪しい匂いがしますぞ? それでは行ってみましょう。 俳句とともに、歴史発見! さて、ヒストリーハンターが向かったのは 上人坂のふもとにある圓満寺。 道後の映えスポットとして SNSで目にした人も多いのでは? 早速、お揃いの茶羽織を来た子たちを発見。

#10 真珠に砥部焼、姫だるま。道後に集まる愛媛の”いいもの”。

伊佐爾波神社のふもとにある、おしゃれなお店。 今回は歩音さんにおじゃまします。 中に入ると、愛媛産の素敵なものが 所狭しと並んでいるではありませんか! センスのいい雑貨やアクセ、食器にお菓子 その中でも僕が気になったのはこのコーナー。 見たことない個性的なカップやお皿! 実はこれ、全て砥部焼。 皆さんの生活を彩る器が見つかるはず。 砥部焼というと、僕がイメージするのは、 うどんを食べるときに使う器。 あの藍色の手書き模様が描かれた器ですが、 ここにある物は、どれもモダ

#09 自宅以上に落ち着く理由。”石本藤雄流”飾らない飾り方

ホテル茶玻瑠 ロビーを抜けエレベーターに乗り 9階を押す。 しばらく待って扉が開く。 「ただいま」 始めて訪れた場所のはずなのに なぜこの言葉が浮かぶのか。 落ち着きを他者から得るのは至難の業だ。 感覚は人それぞれ 十人十色ということだろう。 ホテルに求める要素も十人十色。 ただ泊まれれば良い人、 贅沢な非日常のひと時を過ごしたい人。 何にせよ 自分が求める基準をクリアすれば満足、 そうでなければ不満となる。 皆それぞれのモノサシで満足度を測るのだ。 ここは石本

#08 かわいいも、甘いも、趣も、全部あるのはずるすぎる。

道後代表の足湯・放生園の目の前にあるは、 レトロカラフルな建物。 ここは「どうごゆけむりかふぇ」。 お団子屋さんなのです。 外観だけでも女子の心をくすぐる。 こちら昨日紹介した 伊予食堂おとらさんのお隣。 同じく久保家住宅離れとして 国の有形文化財に登録されているのです。 かわいいだけじゃない、歴史ある建物。 そんな店内には、たくさんの種類のお団子が。 お団子たちに魅了される中、選んだのは 一番人気の「彩りゆけむり団子」! こちらのお団子たちは もちろんテイクアウト