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松山あの店探訪。

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あの気になるお店へ。足を運んだからこそ聞けた、お店の思いを紡ぎました。松山市LINEアカウントでプレゼント企画もあり。
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記事一覧

夢をかなえるお手伝い。三津のチャレンジショップ

昔ながらの面影を残す三津浜。 古くから海運で栄え、 様々な人が行き来し交流してきた 歴史からでしょうか。 この街は来る人々を 温かく迎え入れてくれます。 そんな街の気質を生かし、 この地で新たに商売を始める人を 地域ぐるみで応援するプロジェクト。 それが、三津浜商店街で行われている 「チャレンジショップ制度」です。 この制度、ざっくり説明すると、 三津浜地区賑わい創出実行委員会が、 商店街の空き店舗を、 出店希望者へ安価に提供し、 独立に向けた支援をしていくというも

年の瀬のご挨拶

今年も残すところあと2日となりました。 先ほど本日の新型コロナ感染者数をLINEで配信したことで、私は今年の仕事納めとなりました。※大晦日、お正月は別の職員が配信します 新型コロナは依然として警戒が必要で、松山市は「特別警戒期間」で「医療ひっ迫警戒宣言」が発出されています。(R4.12.30時点) 帰郷に初詣と、多くの人と接する機会が多くなる時期ですので、皆さん感染対策バッチリ決めて、お正月をお迎えください。 そうそう! 現在開催中のLINEプレゼント企画で、プレゼ

瀬戸内×ワインで何気ない日常を|ウテナ銘酒

地中海と瀬戸内が似ていることに気づいた 有名な天文台があるイタリアのフィレンツェを拠点に、天文学の研究を行っていたのですが、イタリア生活の中で(特に海岸沿いの街を訪れる中で)、地中海と瀬戸内が似ていることに気づいたんです。 チンクエ・テッレを始めとするイタリア西海岸には、醸造用ブドウの畑が地中海に面して広がっていて、瀬戸内海を眺める愛媛のミカン畑と景色が良く似ている。だったら地中海で盛んなワイン造りは、瀬戸内でもできるのではないか。 瀬戸内でお酒造りを実現するためにはど

愛されて50年。変わらないのに、あたらしい|いよてつ高島屋

松山と共に歩んできた地元の百貨店 いよてつ髙島屋は、昭和46年にオープンして今年で51年。今の社名になってからは20年になります。その間、松山の交通拠点である松山市駅にある“地元の百貨店”として、地域の皆さんと共に歩んできました。多くの方に「物心ついた時からそこにあるデパート」として親しんでもらっているのではないでしょうか。 30代の人は、バスターミナルが1階にあったのを覚えていますかね。今の東側エリアにあった、ちょっと薄暗いターミナルです(笑)。40代以上の人は、2階に

故郷で融合する和と北欧デザインの「色」|Mustakivi

ここ(北欧)でデザインの仕事がしたい 生まれは愛媛県砥部町です。松山南高校から東京藝術大学を経て都内企業に就職、宣伝課で広告デザインなどをしていました。 会社員時代に周りの勧めで行った世界周遊旅行。そこで出会ったのがコペンハーゲン(デンマーク)です。ただの旅行者として訪れた私でしたが、街に広がる”色”を見て、「ここ(北欧)で仕事がしたい」という気持ちが強くなり、帰国をせずに仕事を探すことにしたんです。 当時はビザがなくても皿洗いなどのアルバイトで滞在できた時代です。です

究極の醤油は世界へと羽ばたいていく|田中屋

誰も真似できない製法、本物の味を追求していく必要がある 明治頃には、全国に7000近くあった醤油の蔵元も、今では1000ほどになりました。生き残るためには、大手では真似できない製法で、他では味わえない本物の味を追求していく必要があります。 その中で、田中屋が今までやってこれているのは、国産原料・無添加・天然醸造にこだわっているからです。大豆は国産最高級品の大粒一等物を使っています。小麦は安心の地元愛媛県産。発酵期間も通常半年程度ですが、田中屋では約2年の歳月をかけ、じっく

はじめまして。「松山アボカド」です

松山アボカド株式会社オレンジフーズが扱う「松山アボカド」。独自に定めた出荷規格に照らし合わせ選果し、適切に点検管理を行っています。農家さんの協力のもと、収穫、出荷、選別、加工販売の全てを自社で行っています。 松山産のアボカドは需要があります まつやま農林水産物ブランドに認定していただき、おかげさまで、生産量を上回るほどの注文やお問い合わせをいただいています。 これを機に、今後取引する農家さんを増やしていく予定ですので、生産量も数年のうちには、今よりもっと上がっていくと期待

懐かしき松山。洋菓子ノスタルジー|(有)アンシャンテ

令和元年、自社ブランド「匠・松山カステラ」を立ち上げる アンシャンテは、先代が43年前に松山でカステラづくりを始めたのが前身です。令和元年に自社ブランド「匠・松山カステラ」を立ち上げたのですが、それまでは、作ったカステラをOEM供給(製造した商品を、販売力のあるブランドに供給し販売する)という形で営業していました。 私は料理人として、イタリア料理や和食に従事していたのですが、今からちょうど20年前、先代から家業を継ぐことになり、カステラづくりの道に進んだのです。 誰もが

素敵な人が素敵でいるために。30年以上、癒しを提供する憩いのエステサロン|ヴァンサンカンパンセ

自分を後回しにして頑張っている女性の癒しの場でありたい 社会の変化とともに、女性を取り巻く環境は大きく変化しています。松山でも家事・育児をこなしながら仕事も頑張る人が増えましたよね。いつも誰かのために、自分を後回しにして頑張っている。体力的にもメンタル的にも限界の中で。 だからこそ、頑張っている女性にはリラックスできる場所、自分へのご褒美の時間が必要です。ヴァンサンカンは素敵な人が素敵でいるための癒しの場でありたいんです。 女性に寄り添うことこそがヴァンサンカンの存在意

森をまとい、食べ、遊ぶ。身近にあった心地よさ|Little Branch

移り住んですぐに気に入って、第二の故郷になりました 私は就職で松山へ初めて来て、その後、転勤で県外に移り、木質由来の新素材の研究・開発を行っていましたが、結婚・出産を経て、数年前に家族とともに松山に戻ってきました。 松山は山もあり海もあり、自然と町の距離が近く食べ物も美味しくて、道後温泉のような全国的に有名な観光資源までそろっている。とても恵まれた豊かな街だと思います。移り住んですぐに気に入って、第二の故郷になりました。仕事を通して人の繋がりもたくさんでき、楽しい日々を送

子どものいらない服、今必要とする人へ。”物”の橋渡しで、未来を繋ぐ|制服リサイクルショップ たむたむ

ちょっとした裁縫でも難しいと思う親御さんが増えている 今はボタンつけやゴム通しみたいに、家庭でもできる簡単な裁縫でも難しいと思う親御さんが、たくさんいらっしゃるように感じます。昔は雑巾なども古着で作っていましたが、今は100円ショップで間に合いますからね。若いお母さんの中には、ミシンどころか針さえも持ったことがない人も増えているようです。 核家族化が進んだことで、おばあちゃんが近くにいて母となった娘に裁縫を教えるといった機会も減ってしまったのでしょうか。そのため、1つのも

道後発。缶「パチッ!」と飛び出すおもてなし|Canpachi

えひめの良いものを知ってもらいたい、郷土の味を継承していきたい 「Canpachi」は柑橘ジュースの「10FACTORY」や、松山鯛めしの「秋嘉(あか)」と同じく、㈱W-HARMONY(ダブルハーモニー)が出店しています。 W-HARMONYは"えひめの良いものを知ってもらいたい"そして、"郷土の味を継承していきたい"という想いで立ち上げられた会社です。ですから、どの店舗も全国の人に愛媛の味を知ってもらうために、多くの観光客が訪れる場所で出店しています。 "えひめの味"