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松山あの店探訪。

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あの気になるお店へ。足を運んだからこそ聞けた、お店の思いを紡ぎました。松山市LINEアカウントでプレゼント企画もあり。
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#ご当地グルメ

瀬戸内×ワインで何気ない日常を|ウテナ銘酒

地中海と瀬戸内が似ていることに気づいた 有名な天文台があるイタリアのフィレンツェを拠点に、天文学の研究を行っていたのですが、イタリア生活の中で(特に海岸沿いの街を訪れる中で)、地中海と瀬戸内が似ていることに気づいたんです。 チンクエ・テッレを始めとするイタリア西海岸には、醸造用ブドウの畑が地中海に面して広がっていて、瀬戸内海を眺める愛媛のミカン畑と景色が良く似ている。だったら地中海で盛んなワイン造りは、瀬戸内でもできるのではないか。 瀬戸内でお酒造りを実現するためにはど

究極の醤油は世界へと羽ばたいていく|田中屋

誰も真似できない製法、本物の味を追求していく必要がある 明治頃には、全国に7000近くあった醤油の蔵元も、今では1000ほどになりました。生き残るためには、大手では真似できない製法で、他では味わえない本物の味を追求していく必要があります。 その中で、田中屋が今までやってこれているのは、国産原料・無添加・天然醸造にこだわっているからです。大豆は国産最高級品の大粒一等物を使っています。小麦は安心の地元愛媛県産。発酵期間も通常半年程度ですが、田中屋では約2年の歳月をかけ、じっく

はじめまして。「松山アボカド」です

松山アボカド株式会社オレンジフーズが扱う「松山アボカド」。独自に定めた出荷規格に照らし合わせ選果し、適切に点検管理を行っています。農家さんの協力のもと、収穫、出荷、選別、加工販売の全てを自社で行っています。 松山産のアボカドは需要があります まつやま農林水産物ブランドに認定していただき、おかげさまで、生産量を上回るほどの注文やお問い合わせをいただいています。 これを機に、今後取引する農家さんを増やしていく予定ですので、生産量も数年のうちには、今よりもっと上がっていくと期待

懐かしき松山。洋菓子ノスタルジー|(有)アンシャンテ

令和元年、自社ブランド「匠・松山カステラ」を立ち上げる アンシャンテは、先代が43年前に松山でカステラづくりを始めたのが前身です。令和元年に自社ブランド「匠・松山カステラ」を立ち上げたのですが、それまでは、作ったカステラをOEM供給(製造した商品を、販売力のあるブランドに供給し販売する)という形で営業していました。 私は料理人として、イタリア料理や和食に従事していたのですが、今からちょうど20年前、先代から家業を継ぐことになり、カステラづくりの道に進んだのです。 誰もが